衝撃事件簿

今日は暑かったので、先週買った胸元のザックリ開いた緩めのニット（夏用なので半袖）の下に黒いキャミを着て下はベージュのショートパンツに黒のハイソックスという、細くて可愛い女の子が着れば間違いなくモテるであろう格好をしていた。しかし着ていたのは間違いなくワールドワイド（横幅が）クラスのボンレスハムだったので当然男どころか虫すら寄ってこなかった。わかってんじゃねーか。

服は文句なく可愛かったので自分もちったぁマシになったのではないかと思い母親に仕上がりを見せ、「じゃーん！どうだ！姉ちゃん（長女なので家庭内ではこう言う）可愛いだろ！」と胸を張ったら即座に「可愛くはない」と言われた。思わず母と一緒に大爆笑。
わ か っ て ん じ ゃ ね ー か…！（血の涙）


話は変わって、たまたま妹のブログを読んだら妻子持ちの男に告られて失楽園に誘われそうになったらしい。
「な ん で だ ！」と叫ばずにはいられなかった。
妹には悪いが本気で不可解でならない。何故なら妹は自分（神凪）と同じ顔を所持しているからだ（致命傷！）3つ離れてはいるが魂からの双子と言ってもおかしくないくらいクリソツで親戚にもよく間違われる。親すらも時折間違える、が、まぁ親の場合は既にボケてるから仕方がない。人間老いにだけは勝てんのだ。
更に言えば私に15キロのお肉をつければ完璧に妹に成り代われる。どこに出しても恥かしい肥満シスターズです。いや、ふくよかな女性がモテたらおかしいとかふくよかなのが悪いとは言いませんがね。でも確実に肥満は体にとっての悪ではある。（生活習慣病で死ねる人間の話は聞いといた方がいいぞ！）

で、そんなアイツが男に告られただと…！と衝撃を受けたのですが（妹は丁重に断ったそうです）でも顔がクリソツといっても中身は大違いなので男の心理としては分からなくもない。妹はふくよかではあるが性格はのんびりおっとりしていて割と安心感を抱かせる手合いである。妹との違いは「落ち着きがあって家庭的」か「落ち着きがなくて野性的」かである。（勿論野性的な方が私だ）

それでも、あんまり自分がブサイクだ肥満だ男の気がない（100％真実）と言うと心優しい方々は慰めてくれるので助かってます。皆、心、優しい。（何故カタコト）職場のオバサマ方も容姿の話を振ると「大丈夫、アンタ可愛いじゃない！色白だしいつも笑顔だし、丸々してるし！」と一生懸命フォロー。
フォローになりきれてないのにはこの際目を瞑るが。（元々無茶ブリしたのは自分だからな）

だけど20年来の親友（彼氏持ち）が放った一言は今でも自分を悶々とさせる。
一緒にメシ食い行った時とかにジーッと私の顔を見てから一言、「キミはその変な所さえなければモテる方なんだけどなぁ」と仰っておられた。変な所ってどこよ。
あれか、ゲーム屋行った時に家庭内ゲーム機のコーナーすっ飛ばして真っ先にアダルトコーナーの暖簾を堂々とくぐるトコか、それとも携帯のアダルトサイトで無料動画ＤＬして女優が超好み！とか自慢してたトコか。

ていうかそれ全部自分にとって普通なのですが。（確実にコイツは女じゃない）

もしそれが彼女の言う「変」の部類に入るなら、私はモテるためにこの世から消滅せねばならないらしい。

伴侶を得るために己が消滅するか、己が生き残るために家系を消滅させるか。
究極の二択である。（そこまで重い話じゃないだろ）