イケメン

朝起きるとママの股ぐらに入り込み構え構えと甘えるニャキラ様がおりました。
二人きり（正確には一人と一匹）なので「アキラとのラブラブ生活？」と気色の悪い事を考えて照れてみたり。
ハゲろ。（自分）

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話は変わって。
同じアパートにイケメン君が住んでいる。

正面からその面を拝んだ事はないが横顔だけで判ずるならば結構イケてる方だと思う。多分。（横顔が男前で正面から見たらそうでもなかったと言ったらそりゃそれで大したもんだが）

まぁ十中八九彼女と同棲してるであろうからそういった意味での興味はないが、駐車場の関係からかそのイケメン君が毎朝私の部屋の前（窓側）を通っていくのが妙に気恥ずかしい。

何故ならカーテン大開放のまま下はパンツ一丁な自分が立ってたりするからだ。（上はちゃんと着てますがね）

気恥ずかしいっていうかやめてもらいたい。せめて気付くな。（私の存在に）

幸い今まで気付かれてはいないようだが、万一見つかった場合非は私の方にあり「そりゃテメーがいい年こいた痴女だからだろ」と通報されたら「そうでゲス」（下衆な面構えで）とお縄につくしかない。
しかしよく考えてもらいたい。二ヶ月前までは大自然の中色んな意味で自由気まま且つ解放的に暮らしていた野生の豚（自分）が生活環境が変わったからハイそうですかと言ってあっさり服を着る生活に慣れるかといえばそうでもない。断固拒否る。服を。（お前がよく考えろ）

とにかく毎回イケメン君が気付かないか通らない事を祈りながら生活している。
それが君のためなのだ。

そして自分は早く服を着る事を覚えろ。捕まる前に。