毛の話

最近朝早くに携帯からブログ書こうとすると接続できない。他の管理機能は接続できるのにブログだけ。しょーもない事ばっか書いてんな、というサーバー側からの警告であろうか。

昨日は仕事終わってから入れ替わりで夜勤する子（ゴキ隊員）と雑談に興じ過ぎて帰るのが23時になってしまった。テーマは「陰毛」。常々思うが陰毛とは自分のためにある単語ではなかろうか。（頭髪が陰毛クラスのクオリティ）
で、普段の寡黙さが嘘のように「よっしゃあ！俺のターン！（ガッツポーズ）」とばかりにベラベラ喋りまくる自分とそれを真剣に聞く同僚。熱くなる議論、深くなるテーマ、二人で爆笑。夜中でっせ！（勿論患者さんに聞こえない程度の声量です）
陰毛だのちぢれ毛だのアンダーへアダの（全部同じ意味である）飛び交ってて自分でも「大丈夫か自分ら」と思いながら色々話し合った結果「やつら（陰毛様）は歩いて移動するよね」という結論に行き着く。大丈夫じゃなかった。

しょうもない話なので続きは折りたたんでおきます。

なんでそんな話になったかというと、昨日一緒に遅番組んだオバサマが前々から糖尿警報発令中の自分（神凪）に甘い物を大量に与えて殺そうとしているとしか思えないアサシン的な心意気のお方で（嘘です、タダの親切です）昨日も食事休憩中に手作りポテトサラダを小さいタッパー満タンで作ってきて下さり（しかし今思い返しても対個人レベルの量じゃなかったと思う）「遠慮しないで食べてね！」とフタを開けて下さった瞬間、そこに縮れたお毛毛様が混入されていたという千年前から使い古されたギャグの鉄板的事件が勃発したからです。
どどっ、ど、どうしよう…！（心情風景：ジ●ジョ）
これがコントとかだったら遠慮なく「毛ぇ入っとりますがな！」とベッタベタのツッコミを入れられるのですが相手は至って真面目。ていうか毛が入ってる事に気付いておられない。むしろ「これ…毛が入ってるんですけど…」と言おうもんなら「あっ、そう！？ごめんね！はい、取ったから大丈夫だよ！食べて！」と、まだ回避可能なイベントが強制イベントに変換されてしまう可能性が高くて言い出せず。どんなプレイですかそれ。（陰毛プレイ）

正直言いますとその方はブラジール出身の方で下さるお菓子やお弁当（過去何度か弁当まで作ってきてくれた）は欧米嗜好で味が濃く体にキッツイものであり、何度「主成分がん細胞なんじゃねーの？」と思うくらい強烈なパンチ（蛍光色のお菓子）を頂いた事か。自分糖尿の気があるって言ってんでしょー！（大声で言う事じゃないよ）いや、血糖値は全然平気なんですけどね、自分が気にしてるだけっていうか。でもコレステロール値は文句なく高い。（だから胸張るなよ）

と言いますか、その方の作って下さったお弁当やら何かしかに何度かあたった事がありまして…しかも私だけじゃなく他の職員も命中してたとか。体のゴツイ体育会系の男性ナースも「お腹壊して夜勤にならなかった…」と怯えた小鹿のように言っておられた。つまりはそーいう破壊力も兼ね備えているんですよ。（対体内用の核兵器）
2ヶ月くらい前にはカビが生えたブドウを一房頂いた。表が無事だったんで気付かなかったらしいけど後でコッソリ引っ繰り返したら白いフワフワがブワッ！とね。（そしてソッと新聞紙に包んだ）
なんか気にしない人らしいです。自分が食べても平気だから気にしないというか…いえ、自分も大概そうですけどね。カビ生えた食パンなんてカビ部分だけ千切って焼いちまえばオッケーとか思ってるヤツですのでね。
ただ彼女の家のカビは一味違うらしい…。（ゴクリ）

そんな訳でぶっちゃけお気持ちはありがたいけど自分の体が大事なので食べたくなかったのが本音。（キッパシ）
でも変なとこで気ぃ遣いなA型なので正直に言い出せず、毛の入ったポテトサラダを前に考え込むこと10分。よくよく見れば陰毛ではなく頭髪だったので周りだけ食べて（それだってかなり心が折れた）その方がちょっと席を外した一瞬の隙をついて手に持っていた紙に包んで処分しました。自分で言うのもなんですがあの早さは神業だった。ゴッドハンド。
申し訳ない思いでいっぱいでしたがちょっとありゃキツかった。友達や家族（またはラーメン屋の親父）の毛だったらまだ許容できますがね。

で、そんな話を同僚にしたら冒頭の結論に至ったわけです。「陰毛は歩く説」言い出したのは同僚、賛同する自分。確かにアイツら朝起きると台所のテーブルの上とか「えっ、トイレや風呂場ならいざ知らず、なんでお前がそこにいんの？」的な場所にいるよね。二人の間に異論はない。やはり二人ともどうかしていた。

そして件のポテトサラダで延々悩んだ件を今朝母にしたら「変なトコで苦労してるね！」と爆笑を頂いた。そりゃどーも！