目覚めると親父

夜中の一時にふと目を覚ましたらベッドサイドに親父が座り込んでナンプレやってた。

こちとらパンツ一丁で寝てたというのに。

どうやら相部屋の妹が火急の課題があるくせに居眠りぶっこきやがり何度起こしても寝てしまうので監視していたらしい。

親父なりの気遣い（課題を無事終わらせるための）らしいが何故同室の姉（パンツ一丁大の字スタイル）には気を使わんのだ。いや、別に恥とは思っていないが。（思えよ）

しかし邪魔な事この上ないので「寝ろよ」と何度も言ったが親父はナンプレに夢中になり過ぎて退かず、向かいにいた妹と目が合ったのでジェスチャーで『つねり殺せ』と合図したら『自分でやれ』と返された。
貴様のせいでヒゲダルマ（親父）が居座ってるというに。

しばらくして背後の殺気を感じ取ったのか「じゃあ寝る」と言って出て行ったがお蔭さまでこちらの目は完全に冴えてしまった。ヒゲめ…！（握り拳）